Body
私たちの身体は、日々の生活習慣の積み重ねによって、知らず知らずのうちに姿勢のクセを作り上げています。
猫背や反り腰、巻き肩といった“見た目で分かる姿勢不良”はもちろんですが、実はもっと深い部分で、筋肉・関節・神経の働きに影響を与える「隠れた姿勢のクセ」が存在します。
そして、この“気づきにくい姿勢のクセ”こそが、肩こり・腰痛・頭痛・疲労感・自律神経の乱れなど、慢性的な不調の根本原因になっているケースが非常に多いのです。
本記事では、
・姿勢のクセはどのように作られるのか
・そのクセが身体にどんな長期的影響を与えるのか
・整体でどのように予防・改善できるのか
を、専門的な視点から詳しく解説します。
姿勢のクセは“無意識の積み重ね”で作られる
姿勢のクセは、ある日突然生まれるものではありません。
多くの場合、以下のような日常動作の“繰り返し”によって形成されます。
- 片足に体重をかけて立つ
- いつも同じ側でカバンを持つ
- 座るときに骨盤が後ろに倒れる
- スマホを見るときに首が前に出る
- デスクワークで肩がすくむ
- 寝るときに同じ方向ばかり向く
- 片側の噛み癖がある
これらは一つひとつは小さなクセですが、毎日続くことで筋肉の使い方に偏りが生まれ、関節の動き方が変わり、最終的には姿勢そのものが変化していきます。
● 姿勢のクセは“脳”にも記憶される
人間の身体は、よく使う筋肉を優先的に働かせ、使わない筋肉はサボらせるようにできています。
これは脳が『この姿勢があなたの標準姿勢ですよ』と認識してしまうためです。
つまり、
姿勢のクセ=脳が覚えた身体の使い方
と言えます。
そのため、単に筋肉をほぐすだけでは姿勢は変わらず、根本的な改善には「脳の姿勢記憶」を書き換える必要があります。
姿勢のクセが身体に与える長期的影響
姿勢のクセは、短期的には「肩がこる」「腰が痛い」といった不調として現れますが、長期的にはもっと深刻な影響を及ぼすことがあります。
① 関節の変形リスクが高まる
姿勢の偏りが続くと、関節にかかる負担が左右で大きく変わります。
特に影響が出やすいのは以下の部位です。
- 首の関節(ストレートネックの進行)
- 肩関節(可動域の低下・四十肩・五十肩)
- 腰椎(椎間板の圧迫)
- 股関節(変形性股関節症のリスク)
- 膝関節(O脚・X脚の進行)
関節は“均等に使われる”ことで健康を保ちます。
偏った姿勢は、関節の摩耗を早めてしまうのです。
② 筋肉のアンバランスが慢性化する
姿勢のクセが続くと、筋肉は次のように変化します。
- よく使う筋肉 → 過緊張・硬くなる
- 使わない筋肉 → 弱くなる・働かない
このアンバランスが続くと、
「ほぐしてもすぐ戻る」
「ストレッチしても改善しない」
といった状態に陥ります。
③ 自律神経の乱れにつながる
姿勢と自律神経は密接に関係しています。
特に、胸郭(胸まわり)が硬くなると呼吸が浅くなり、交感神経が優位になりやすくなります。
その結果、
- 疲れやすい
- 眠りが浅い
- 集中力が続かない
- 頭痛が起こりやすい
といった不調が現れやすくなります。
④ 内臓の働きにも影響する
姿勢のクセは、内臓の位置や働きにも影響します。
- 猫背 → 胃腸の圧迫
- 反り腰 → 腰椎前弯の増加で内臓下垂
- 肋骨の硬さ → 呼吸が浅くなり代謝低下
姿勢は“外側の問題”だけでなく、身体の内部にも影響を及ぼすのです。
整体でできる「姿勢のクセ」への根本アプローチ
整体では、単に筋肉をほぐすだけではなく、 姿勢のクセを作っている原因そのものにアプローチすること
が重要です。
ここでは、整体で行うべき3つの根本アプローチを紹介します。
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① 身体の“動きのクセ”を見極める検査
姿勢のクセは、静止姿勢だけでは分かりません。
本当に見るべきは、
『動いたときに身体がどう使われているか、その動きや関節に問題がないか』
です。
なので当院では姿勢検査整体以外にも次のような検査を行います。
- 頚椎・肩関節・骨盤・股関節・膝 関節・足首の可動域検査
- 上肢・下肢の筋力検査
- 頚椎・腰椎神経根の検査
- 仙腸関節の検査
- 胸椎・腰椎の動きの検査
- 全身の圧痛検査
これらを分析することで、
「どの筋肉が働きすぎているか」
「どの関節が動いていないか」
が明確になります。
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② 過緊張している筋肉をゆるめる
姿勢のクセを改善するには、まず“働きすぎている筋肉”をゆるめる必要があります。
- 首の前側
- 胸の筋肉
- 腰の反りを強める筋肉
- 太ももの前側
- ふくらはぎ
これらは現代人が特に硬くなりやすい部位です。
筋肉がゆるむ、バランスが良くなることで、関節の動きが正常に戻り、姿勢改善の土台が整います。
③ 働いていない筋肉を“再教育”する
姿勢改善で最も重要なのは、
使えていない筋肉を使えるようにすること
です。
整体では、弱くなっている筋肉に対して、
- 軽い抵抗をかける
- 正しい方向に誘導する
- 関節の動きをサポートする
といった方法で、脳に「この筋肉を使うんだよ」と再教育していきます。
これにより、
姿勢のクセそのものが書き換わり、戻りにくい身体
へと変わっていきます。
姿勢のクセを改善するために大切なこと
姿勢改善は、
「整体で整える」+「日常でクセを作らない」
この2つの組み合わせが不可欠です。
● 日常で意識すべきポイント
- 座るときは骨盤を立てる
- スマホを見る角度を変える
- 片側に体重をかけない
- 深い呼吸を意識する
- 寝る姿勢を見直す
これらは小さなことですが、積み重ねることで姿勢のクセを大きく変える力があります。
姿勢のクセを放置しないことが“未来の健康”につながる
姿勢のクセは、放置しても自然に治ることはありません。
むしろ、年齢とともに筋力が低下し、関節の柔軟性が失われることで、クセはより強固になっていきます。
しかし、 正しいアプローチを行えば、姿勢は何歳からでも改善を目指せます。
整体で身体の使い方を整え、日常生活でクセを作らない習慣を身につけることで、肩こり・腰痛・頭痛・疲労感などの慢性不調の解決を図れます。
まとめ
- 姿勢のクセは無意識の積み重ねで作られる
- 長期的には関節・筋肉・自律神経・内臓に影響する
- 整体では「動きのクセ」を見極めて根本から改善できる
- 姿勢は何歳からでも変えられる
姿勢のクセを理解し、適切にケアすることは、未来の健康を守るための最も確実な投資と言えます。
当整体院では、肩こり・腰痛・膝の痛みの原因となる「ストレートネック」「猫背」「反り腰」などの姿勢の問題にアプローチし、症状の根本解決を目指しています。
より詳しい施術の内容や当院のアプローチ方法については、下記のリンクからご覧いただけます。
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